2025年5月
株式会社HARITA
代表取締役 張田 真
弊社金沢支店における低濃度ポリ塩化ビフェニル(PCB)検出について
この度、弊社の金沢支店敷地内から低濃度のポリ塩化ビフェニル(PCB)が検出されましたので、お知らせいたします。関係者の皆様、地域の皆様には、多大なるご心配とご迷惑をおかけいたしますことを深くお詫び申し上げます。
経緯
過去(令和元年)に、当事業場内で浮上油等から低濃度PCBが検出されましたが、その後の再調査の結果、PCB濃度が基準値を下回ったことを確認したため、最近は調査を実施しておりませんでした。
今般、改めて調査いたしましたところ、令和7年4月15日に事業場内の汚泥等から低濃度PCBが検出されました。これを受け、直ちに検出箇所をブルーシートで覆い、事業場外への流出を防止するとともに、事業場内外の排水・汚泥等の追加検査を実施いたしました。
その結果、事業場外の排水・汚泥中からはPCBは検出されておりません。
原因
今回のPCB検出事案は、弊社が廃棄処分を受託いたしましたトランス(変圧器)・コンデンサ等の受変電設備機器の絶縁油に、意図せずPCBが混入していたことが原因であると推定しております。
対応
現在、周辺環境への影響を防止するため、汚染拡大防止措置を継続するとともに、汚染範囲を特定するための詳細な調査を実施しております。なお、トランス(変圧器)・コンデンサ等については、受入を停止いたしました。
引き続き、関係機関と協議の上、必要な対応を進めてまいります。
関係者の皆様、地域の皆様にご心配とご迷惑をおかけしますことを重ねてお詫び申し上げます。今後、より一層法令遵守を徹底し、安全管理と環境保全に努めてまいりますので、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
以上